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会社の辞め方(転職アクション)

 
さて、会社の辞め方、それも手続き的なことを先に書きました。
 
そもそも会社を辞めたいと思って、即座に退職出来る人がどれほどいるでしょうか。よほど貯金があるか、全く別の道で食べていけるか、そのための何かを見つけたかでない限り、"辞めたい"から"辞める"までの葛藤は必ず付き纏います。
 
私の場合、1年目の夏から辞めたくて仕方ありませんでした。ここでその詳細を語るに及ばないので割愛しますが、辞めるという結論に至るまで、結果として1年近く悶々としていました。
 
大半のサラリーマンにとって会社を"辞める"という結論、それはイコール"転職をする"ことだと思います。
もちろん、会社を辞めて復学する、公務員試験の勉強をする、夢を追う…そういう人たちも一定数いますが
大半の人は転職を決めるか、転職活動を行うからという形で退職します。
と、いうわけで転職の話。
 
 
○転職の進め方(〜1年未満)
残念ながらあなたたちのキャリアはゼロベースです。第二新卒として立てる土俵のそもそも土俵際にいます。ちなみにキャリア採用の土俵にも新卒の土俵にも立てませんので、もし書類が通ったのなら、選考の場に立てていることに感謝しなければならないくらい厳しい状況です。
それを踏まえてなお、この期間でも転職すべき理由が以下の3点。
 
①心身のどちらかが不調
これは本来転職云々より1度休むべきなのですが、1度でも休んだら一生のウィークポイントとしてあなたを刺し続けますし、あなた自身を苛みます。もしわずかでも気力が残っているなら、少しでも心安らぐ環境に転職すべきです。本当につらいのならちゃんと休んで下さい。
 
②俗に言うブラック企業
具体的な説明は面倒なので大手外食チェーンなんかを思い浮かべてもらえればいいかと…
なおご想像の通り、小さい会社であればあるほどブラックの傾向は強くなると思います。もちろん、企業の大小を問わず白いところは白いですし、黒いところは黒いのです。
ただ、こういうところに入ってしまったあなた自身の罪も消えるわけではないので、100%被害者ですみたいな顔はやめましょう。
 
また、ブラック企業と闘おうと時たまに外部労働組合に入る人もいますが、これもまた劇薬です(詳細は割愛)。
 
③会社がつぶれそう
潰れてから探すよりマシです。
ただこういうところに入ってしまっt…(以下同様
 
 
○転職の進め方(1年〜3年未満)
いわゆる第二新卒層です。感覚的には、ここでようやく転職という扉が少し開きます。ただ、企業や人によってこの期間の過ごし方が全く違うので、1年少しでもキャリア採用に値する経験を積んでいるケースもあれば、3年ただ言われたことを繰り返して時間を無駄にしたようなケースもあります。あなたがどの層のキャリア構築を目指しているかもこのタイミングでは重要です。
 
①職種を変えてみたい
いいタイミングだと思います。
営業から事務、事務から販売など、"社会人としての経験は積んだけれども、自分が本当にやりたいのはこういう職種なんだ"という"気付き"と"熱意"をベースに転職活動が行える、最初で最期の期間です。
たとえば、1年未満で上記のようなことを言えば忍耐力不足だと言われてしまいますし、5年以上も経験を積んでそれを捨てるのは"もったいない"という目で見てしまいます。
ただ、営業から事務は難易度高めです。特に男性諸君はその会社で内勤になるより難しいんではないかな…
もちろん、金融で専門知識を獲得して、なんていうパターンは別です。
 
②職種はそのまま、会社を変えたい
これがもっとも多いと思います。
そもそも数ヶ月から数年で会社を辞めたいと思うのは、仕事云々ではなくてその会社や人間関係がクソだからです。おそらく。
まだ仕事そのものの面白みにも気がついていないパターンもあるでしょう。
そうであるなら、今の職種のままキャリアの上積みを行いましょう。退職理由と志望動機も現職の悪口をオブラートに包んで、今あなたの担当している仕事への熱意を若々しく語ればまあまずオッケーでしょう。特にはねられる要素はないと思います。
特にバックオフィス系(経理・人事・財務等)の方にはオススメです。どこにいってもバックオフィスの仕事はほとんど同じです。
 
③大手にチャレンジ
これは一か八かの勝負でしょう、大前提としての学歴とある程度の前職のスペックが必要なのですが…
大手なのに第二新卒を取る理由(=新卒やキャリアが充分取れるのに第二新卒を行う理由)は、イレギュラーな人材が欲しいというただその一点にあると思います。
 
たとえば大手メーカーA社が営業職を未経験で募集をしているとして、別業種メーカーの経営企画部の若手が来たら気になると思いませんか?
大手とはいえA社に比べて同業下位のメーカーB社の国内営業マンと比べてどう見えますか?
(もちろんあくまで一例です)
また、上記のように同業の下位企業にいて、同業の大手に行きたい!なんていう夢物語はおおよそ相手にされません(この年齢では)。
その会社で中堅になるまでの間、海外営業なり経営企画なりを行うようなポジションに就いてから、夢の企業へ手を伸ばしましょう。
 大手にいて燻っている人はぜひ、転職エージェントに相談してみて下さい。彼らにとったらあなたたちは金の卵です。
そして今は転職市場的にも恵まれていると思います。
 
 
○転職の進め方(3年以上〜)
経験が物を言う世界です。指も疲れたのでささっと書きますが、要は"あなたの経験からどれくらいうちに利益をもたらしてくれますか"という市場です。
対して努力もせず、単純作業なんかを繰り返してきた人が引き返せなくなるラインです。もう学歴なんか全く助けてくれませんし、むしろ足かせになってきます。
詳しくはどうぞこれも転職エージェントに相談を。3年以上の職務経歴がありながら、どうしようもないITベンチャー営業職を勧められたら今いる会社で定年までしがみつくか、公務員試験の勉強でも始めることをおすすめします。
厳しいことを書きましたが、未だに大半の日本企業では石の上にも3年という理論を採用しているので、3年我慢できるようなら絶対に我慢して次を見据えたほうがいいと思います。
繰り返しになりますが、職種は動かせなくなりますし、その3年間やそれ以上の期間で何をしたかは自分なりに噛み砕いておく必要があります。
本来、転職市場は新卒入社後4〜8年目くらいがボリューム層だと思いますので、もっとも求人数などが多く、前向きに転職活動を進めることができます。
 
 
タイミング別の書きなぐりになってしまいましたが
おおよそこんな感じでしょうか。もちろん、個別に違うことが起こりえますのであくまで一意見として参照下さい…
転職の進め方と会社選びはまた別の機会に…
 
 

会社の辞め方(退職アクション)

各位

お疲れ様です。
 
前回、"新卒で入った会社は辞めない方がいい"というテーマでつらつらと書きました。
今回は"それでも会社を辞めるとき"というテーマにします。なんだ結局辞めるのかというお叱りを受けそうですが、私自身新卒で入った会社を辞めてしまったので、前回のテーマを念頭におきつつ話を進めます。
 
それでも会社を辞めなければならない、辞めるという選択肢を選ぼうとしている方向けです。
 
 
○会社の辞め方
退職の意思を退職日の2週間前までに伝えてください。
民法に定められているのは上記の通りなんですが、会社によっては就業規則等でその期限が1カ月だったり3カ月だったりします。
まず3カ月も前から辞めるなんて言えないので、マナーとしては最終出勤日の1カ月前がベターです。3カ月なんて書いてあるところはおおよそブラックよりのグレーです。聞いたところ金融系で多いような気がします…
 
後任が、とか引継ぎが、とかそういうのはあなたの仕事ではないので一切無視して下さい。それでも良心が咎めるようなら日々業務を区分けしてマニュアルを作っておきましょう。そもそも良心が咎めるくらいなら残って歯を食いしばったほうが、中長期的に見てあなたのためだと思いますが…
 
 
・最終出勤日と退職日、何が違うのか。
みなさんには労基法で定められる有給休暇があります。これは必ず付与されます。入社後半年で10日、翌年度(18ヶ月目)に11日、翌々年度(30ヶ月目)に12日…これは法律の定めるところの最低限なので、ホワイト寄りのグレーな会社以上はこれを上回っているところが多いです。
現在のところ、労基法を改正する/しないという議論の中で年に5日間の使用を義務付けましょうという動きがありますが、これはまやかしみたいなものです。
ちょうどいい余談ですが、前職では法定最低基準の日数しか付与しないのにもかかわらず夏期休暇で5日間の消費を義務付けていました。これは一体どうなんでしょう。かなりグレーな気がします。
 
まずはこの有給休暇の残日数を数えて、退職希望月の月末(※1)から引いてください。
転職の手続きで別途休みがほしい場合は、数日分有給をプールしておきましょう。
(※1:別に月末退職でなくても構いませんが、少しだけ面倒なことになります。ここでは説明しませんので気になる方は個別にどうぞ)
 
これがあなたの最終出勤日(予定)です。
ここまで考えて、〜日まで出勤して〜付けで退職します、という話を直属の上司にしましょう。
まず間違えていけないのは、退職の申し出は相談ではなく報告です。間違っても"相談がありまして〜"みたいな雰囲気を出してはいけません、もうその時点で負けです。"辞めさせてもらう"のではなく"辞める"のです。
引き止めてほしい…もしくは部署を変えて欲しい…みたいな考えを根底にもったまま退職の申し出をする人もたまにいますが、1番ダメな選択だと思います。一度でも上長や人事に辞めたいと言った社員と、黙々と頑張る社員、どちらを育てたいでしょうか。そもそもそういう人は上長を含め、周りから見限られているパターンが多いので、本人が思うより鮮やかに退職が決まります。それこそ本人の意思とは関係なく。
 
ただ、退職日までの有給休暇の使い方は折れてもいいのではないかと思います。もちろん、有給休暇の残日数は全て使うことを前提に、細分化して取るなどその会社での時間を円満に過ごす譲歩はある程度すべきです。どちらにしても引き継げていなければ電話がかかってきますので、ちゃんと引継ぎは行いましょう。誰もいなければ上司にしましょう。
もし有給の残日数を捨てろと言われたら"買い上げてくれるんですか?"と聞いてみましょう。ほとんどの企業ではもう買い上げをしていないと思いますが、あればラッキーですし(大卒新入社員でも1万円弱/1日くらいになる)、なければないで使い切らせてくれます。嫌な顔をされますが無視しましょう。そういうクソな会社また上司の場合、お気づきだと思いますがそもそも円満退職は無理です。
 
退職日まではその会社の社員です。保険証や社員サービス(福利厚生系)はガンガン使って構いません。その代わり会社からの問い合わせには常識的な範囲で応じましょう。
保険証はちゃんと返しましょう。これも常識的な会社ならアテンドがあるのでそれにしたがって下さい。
任意継続なんて選択はやめましょう。国民健康保険のほうがマシです(マインド的に)。
…と思いましたが健康保険組合によっては国保を圧倒的に上回る補助があったりするのでそれはケースバイケースで。
特に扶養者がいる場合は任意継続も可だと思います。
 
続きます。

今の会社は辞めない方がいい

各位
お疲れ様です。

そもそもはTwitterで宣言したように、
・仕事を辞めようと思った時にやること
・転職って何をすればいいの?
・マジで会社を辞めるということ という
3本立てを書こうと思っていたのですが、まずは"せっかく新卒で入った会社を辞めてほしくない"という大テーマから書くことにします。

新卒で入った会社をして1年半で辞めた人間が上記のようなことを言うのは矛盾そのものですが、それでも私は辞めてほしくないと思っています。
理由は以下の2点です。

まず1点目は、"新卒で入った会社よりもいい会社に入れる可能性は低い"から。
いい会社、の定義は人それぞれでしょう。人間関係、勤務地、給与、将来性、規模…
いま見ているスマホなりパソコンで、リクナビネクストでもマイナビ転職でもなんでも結構です、検索欄で適当に第二新卒と打ち込んでみてください。
そうして出てくる様々な会社の中に、いまあなたが在籍している会社よりいい会社はいくつありますか?あなたが新卒当時、入りたかった会社はありますか?

第二新卒採用を行っている会社は景気の回復に伴い、徐々に増加しています。ただ、そう言った企業はおおよそ新卒を満足に取ることができない企業がほとんどではないでしょうか(前職の企業はそうでした)。
もちろん、中には多様性に富んだ人材が欲しい、競合他社から金の卵を奪いたい、という会社もありますが、こういった企業は新卒で入るよりなお難しいと考えておいて下さい。
特に、"辞めたい"という後ろ向きな姿勢の人間を受け入れてくれるほど甘くはないでしょう。おおよそ、新卒時に留学等で十分な就職活動が出来なかった、超がつく一流企業から勤務地や職種の都合から移ってくる、などの稀有な人材向けです(そうした人たちには転職サイトではなくエージェント各社をお勧めします。彼らは本当にいい求人を握っています。IT企業ばかり勧めてくるクソったれもいますが…)。



2点目。"経歴に傷がつく"。
大卒者の3年後離職率が30%を超えている今日、気にしない企業も増えています。が、気にするところもあるのが事実です。
あなたが、転職した2社目で定年まで過ごせるという幸運をつかむことが出来れば、この点は無視していただいて構わないのですが、おおよそ人生の転機は訪れるものです。
転職しなければならない(勤務地や給与等の都合で)、またはせっかく入った会社がなくなる、そんな事態も考えられます。
そうなるとものすごく先の話ですが、いつまでも突っつかれるのが早期退職。もう覚えていないよ!というくらいの年齢になっても中途採用の担当者や面接官は根深くヒアリングします。
専門知識を深めたい、より大手・名門で成長したい、そんな雰囲気が感じられる履歴書・職務経歴書を作ることが出来ればむしろ好印象ですが、難しいのも事実です。なぜならば1点目の問題と密接に関わってくるから。



ただ、"辞めたい"という同志たちの気持ちはよくわかります。隣の芝が青く見える、自分の仕事に面白みがない、思ったより給与が低い、その他もろもろ…
上記に当てはまる人たちは一旦よく考えて欲しいと思います。考えたなりに行動されるのは自由ですし、考えたなりの満足は出来ると思います。

最後に1つ、"心身に影響が出ている"人たちはすぐに辞めることを選択肢に入れてください。むしろその方向で調整してください。
新卒1年目の心身を狂わせる上司や、それを許している会社にいる必要はありません。あなたが抱えている仕事は誰かがやります。従業員が2人しかいなくてももう1人がやります。大きな会社なら後任が運ばれてきます。
新卒入社のあなたの責任感に甘えているような会社が、あなたの10年後20年後を考えているはずもありません。
入ったばかりの社員のマネジメントが出来ない上司、先輩、それに甘んじている会社はどんなに大きかろうと高給だろうと去るべきです。もちろん、中途採用を担当する立場からみると、ぜひその激務の中で何かを得て辞めてほしいのですが…